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2006年7月31日 (月)

アレルギーの娘②『私が、除去食?』

Img_1970実は今日はプチ締め切りを抱えていて、こんなこと書いている場合じゃないのに、夫が外でごはんを食べてくるというので、だらだらモードになってしまい、前回の続編・食物アレルギー&アトピっ子である娘との生活の覚書?です。

興味の無い方、読み飛ばしてくださいませね~。

①はこち→ http://riezon.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_fb60.html

今日のごはんは簡単に、『薬味たっぷりお素麺』&『ササミと野菜の蒸し物』で。

さあ、今度こそ、仕事します(^-^;。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【除去食開始、食べ物との深い関係。】

さて、娘が生後4ヶ月頃になると、今まで顔だけだった湿疹も、更に更にひどく、今度は体中に広がってきました。

顔はかきむしってうっかりすると血だらけ。

髪の毛は抜けてしまうほど、湿疹でぼろぼろのウロコ状態。

黄色い浸出液が出ているから、「赤ちゃんのぷにぷに肌」なんて、夢のまた夢。

きっと、親しか「かわいい」って思えないよな・・・。と冷静に思ってしまうような様相でした。

ついでに言えば、痒いからいっつも掻いているし、機嫌も常に悪いので泣いてばっかり。昼でも夜でも、1時間以上続けて寝たことは母子共にありません。今思えば、よくあんなに寝ないでやっていたね、私・・・。と苦笑い。

もう、ここまできたら、親は何だってしてみようと思うもの。

”食物アレルギー”や”除去”に関しては、少しは知識があったものの、自分とは全く関係の無い世界、と思っていた私。

山西みなこ先生の母乳相談所で、

「赤ちゃの湿疹は、ママの食事の改善(母乳なので赤ちゃんはママを通していろいろな成分を摂っているので)でだいぶよくなるかもしれないわよ。大豆アレルギーの特徴が出ているから、大豆を少し控えてみたら?あと、甘いものは母乳が詰まるから控えてね」

のアドバイスで、最初はなんとなく、そしてだんだんと本格的に食事療法に踏み込んでいくのでした。

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母乳をあげていると異常にお腹がすきます。

もう、夜中にお腹がぺこぺこになって、起きちゃうくらい。

そして、初めてのよく泣く赤ちゃんの育児ストレスで、甘いものだって食べたいのが人情。(もともと異常に甘いもの好き・・・)

それでも、最初は、

大豆製品(お豆腐、豆そのもの、納豆など・・)

母乳によくないと言われているもの(砂糖、果物、かぼちゃ、さつまいも、たけのこ、油、コーヒー、紅茶、牛乳、チーズなど乳製品、卵・・・)

大きく分けてこの二つを控えることにしました。

まあ、このへんまでは、食べなくっても結構平気。

日常生活が送れます。

肝心の娘の湿疹はというと・・・ちょっと良くなってきたかな?という気がするものの、すっきりきれいにはならず、明確な結果も回答も得られないままでした。

そこで、一歩すすんで、『加工品』『原料』として使われている大豆、乳、卵製品も避けることに。

大豆製品→醤油、味噌、その他大豆由来の添加物、油など

パンや、お惣菜に入っている微量の乳、卵成分

ここまで除去していくと、これは結構大変。

外食や、外での食事もままならなくなってきます。

でも、その時は、私は娘の湿疹しか頭に無いから

必死。必死。必死。

ここまでやっても、娘のアトピーは一進一退。

「本当に、食べ物が関係あるのかな~?」と疑問を感じつつも、まあ、手段が無いし・・・とだらだら続けている頃、1冊の本に出会いました。

『子供のアトピー/食物アレルギー入門』松村龍雄・著

Img_1962

これは、お医者さんであった、故:松村先生が書いた本です。松村先生は、当時余り知られていなかった食物アレルギーの研究の草分け的な方で、この本はいろいろな意味でわかりやすく、目からウロコでした。

ただ、この本に記載されている除去はとても厳格で、今ではこの厳格除去はほとんどの病院、お医者さんが行っておりません。

小児学会でも、除去食による治療は下火だそうです。

理由は、食物とアトピーの明確な因果関係が見つけずらいこと、そして、栄養障害などで発育不良などをおこしてしまう不幸な事例が全国であったことからのようでした。(自己管理による患者自身の判断での除去も含む)

(あ、もちろん、明確に食べ物のアレルギーで急反応が出る場合は、アナフィキラシーショックを起こす場合は別です!)

 この本を読んだ私は、早速”食物日誌”なるものを付けて、日頃の食事を全てチェック。

Img_1963

何を食べたら、その後湿疹がひどくなったとか、あれを食べたらこうだった、うんちが軟らかかった・・・などなど、その日の食事内容(母)、赤ちゃんの様子も全て細かく記載していきます。

それを元に、アレルゲンとなる食品を見つけ出そうというものです。

本当はこれ、自己流でやっちゃダメなんですよ~(^-^;。

ちゃんと信頼がおける、食物アレルギー専門の先生と二人三脚でやってこそ意味があるのです。

私も自己流で除去を続けながら、松村先生の本に記載されていた、練馬区にある食物アレルギーで全国的にも有名な先生の病院に予約を入れました。

とても混んでいるので、初診まで3~4ヶ月待ちです。。。

(完全予約制、風邪などの普通の外来はなく、基本的にはアレルギーのみの受診です。ここに通っている子供たちは、薬にも過敏に反応する場合が多いので、予防注射なんかもしてくれました。病院の名前を知りたい方は、メールください。)

ここでは、普通の病院に通ってもなかなか良くならないアトピーの子供、そして、重度の食物アレルギー(複数アレルゲン、ショック反応をおこすなど)で他では対応できないような子供がたくさんきていました。

我が家は生後4ヶ月~1歳2ヶ月まで通院。

その後、波紋?!されてしまいました(^-^;)。このお話はまた別の項目で記載予定です。

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さあ、いよいよ先生の受診。

平日は夫がどうしても抜けられないため、実家の母と父、そして私の3人+娘で長野県から向かいました。

先生、私の食物日誌と子供の様子をくまなく観察。

(ドキドキ・・・)

いろいろな病院に行きましたが、子供を全身くまなくチェック+子供の体重、母の体重まで細かくチェックしてくれる病院はここが始めてでした。

そして、

先生「まずすぐにやって欲しいことは、米、小麦の除去ですね。」

私「え、米、小麦・・・・。ですか・・・。」

知識だけはた~~っぷり仕入れていたので、びっくりというより”まさか”が本当になった感じ。

え~~~、何食べればいいの~~!!とショック。

どちらか一方ならともかく・・・。

Img_1964

というわけで、変りに食べる主食としては、「芋」「A-カットごはん」「ケアライス」という米のアレルゲンになりやすい物質を科学的に除去した特殊米などとなりました。

さあ、みなさん、考えてもみてください!

普通にごはんやパンが食べられない生活。

もちろん、乳、卵、は×。大豆だって控える。

お肉、お魚も気をつけてメモしながら少量ずつ増やしていく・・・。

普通の食生活を20何年間続けてきた私が、米もパンも食べられない生活がスタート・・・。しかも授乳中でお腹はぺこぺこ。

『何食べればいいの・・・(涙)』となるのも当然ですよね~。

でも、

現実は違いました。

「あ、ちょっとでも良くなる可能性が~♪」と私。

私がいろいろ食べるのを我慢して除去すれば、娘のこのどうしようも無い状態が少しでもぬけだせるかもしれない、という藁にでもすがりたい希望の光が目の前に出てきた感じでした。

ちなみに、ですが、アレルギー対応食品は、なんと言っても高いです。

このA-カットごはん。1パック260円/1食。

「ケアライス」、1パック200円/1食弱。

お米代だけで1ヶ月ウン万円・・・。

その他のアレルギー対応食品も、普通の食材の2倍は当たり前。

しかも、基本的にはおいしくないです。

最近では、だいぶ味にも配慮したものが出てきましたが、普通に何でも食べられる人には、一口だって”きつい”食べ物が結構あります。

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母は強し。

そんなアレルギー食品に助けられながらも、完璧に除去食生活を送りました。

我ながらすごい。

つづく・・・・・・・。

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次回はいよいよ(誰も待っていなくっても)私の『食物日誌』の一部を紹介予定です!

(現代人も、ここまで粗食ができるのかっていうひどい内容です^^;。)

今日もここまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

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コメント

ナベショー様
除去食は今も昔も偏見もあり、実際には「どこまでするか」が本当に難しいな、と今も思います。ナベショー様のお子様は、もう良くなりましたでしょうか?母としては、やっぱりいろいろな人のその後が気になってしまいます(^-^;。日々情報収集&試行錯誤です。

ばら色婆ァバ様
本当におっしゃるとおり母親の思いって、みんな一緒ですよね。娘の症状がちょっとでも軽くなるのなら・・・とついついがんばりすぎてしまうのが私の悪いところです。

投稿: riezon | 2006年8月 3日 (木) 21時20分

どんな病気でも、自分のことより子供の治療だとなれば頑張れるのが母親ですね。
症状が軽くなるのなら---その思いが治癒に繋がると信じて!。

投稿: ばら色婆ァバ | 2006年8月 2日 (水) 13時11分

昔、社宅の親しかった方、4人の子供の一人が酷いアトピーで、徹底した食事療法(除去食、というのですね)、小学校の給食も先生に事情を理解していただき、毎日お弁当を、、
根気強く続けて、、そして、ほとんど気にならないくらいに良くなったと聞いています。
でもアトピーの私の長男の場合は、そこまで徹底できませんでした、、


投稿: ナベショー | 2006年8月 2日 (水) 09時27分

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