« ブルーベリーの加工品。 | トップページ | アジアン風、ごはん。 »

2006年7月27日 (木)

食物アレルギーの娘のこと。①

我が家の宝、2歳の娘は食物アレルギー&アトピっ子です。

生まれた時からのいろいろ・・・。

忘れないうちに、と、たまに気が向いたときに書き記していこうと思います。

今、赤ちゃんでアトピーに悩んでいるママの目にふれて、ほんの少しでも、「あ~、家だけじゃない」って参考になるといいな、と思います(^-^)。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【まさか私の子がアトピーなんて、ありえない~!/編】

某冬の寒い日、初産にも関わらず、あれよあれよと理想的に元気な女の子が生まれました。

私、「やった~♪ぴかぴかの玉のような女の子だわ。」

この時は、ただ健やかに生まれてくれたわが子に大満足。そして、親ばかも既に発揮で、「うちの子は小顔で目鼻のバランスもいいから、赤ちゃんモデルになっちゃったらどうしよう~」とバカなことを考えていたのでした。

ところが、1ヶ月検診の時、なんとなく顔が赤い気がして、お医者さんに「先生、まさか家の子・・・アトピーとか・・・?」と気楽な気持ちで聞いたのが、思えば予兆だったのかな。と今になって思います。

ただ、夫も私もアトピーやアレルギーはほとんどなし。

しかも、オーガニック系宅配会社に勤めていたことも手伝って、食事には人一倍気をつけて、しかも栄養も考えて、と妊娠生活を送っていたのでアトピーや、食物アレルギーなんて考えもしなかったのです。

生まれて2ヶ月たった頃、顔を中心に湿疹が出てくることが多くなってきました。

やれ、日光に当たったのがいけなかったのかしら?

里帰り出産後、長野から東京に戻ってきたので、水が変ったのがいけなかったのかしら・・・?

家族頭をそろえて、いろいろ原因探しが始まりました。

この時、「アトピー」なんてちっとも思いもよらなかったのは、きっと、「アトピーだったら・・・どうしよう」と思っていたからなんだろうな、と思います。

そうこうしているうちに、どんどん悪化。

私は泣きながら、耳切れがひどくなってしまった娘の顔を見つめ、「このままじゃ耳が切れちゃうよ~」となす術もなく悩む日々。

血と膿とで汚れたシーツや枕をせっせと取り替えてあげて、よく泣く娘を一人抱っこし続けるのでした。

そんなある日、友人の赤ちゃんも「湿疹がひどかったけど、病院に行って、薬もらったら、うそみたいにすぐ治ったよ。」と教えてくれたので、早速病院へ。(なぜか、ここまで病院に行くことが思いつかなかった!)

病院では、お決まりの「乳児湿疹だから、薬塗ってね」とステロイド入りの薬を処方してくれました。

この時は、私はまだ「乳児湿疹」「ステロイド」ほとんど無知。

なんとな~く聞いたことがあるぐらい。

お医者さんが言うんだから、と信じて薬をつけたら、確かにささっとよく治るのです。でも、治ってもすぐに悪化・・・。そんなこんなを繰り返している時、母乳相談で有名な山西みなこ先生(故人)に出会ったのでした。

山西みなこ先生は、母乳育児を推奨する助産婦さんで、母親の育児相談にものっておりました。中野で自然育児研究所という所を運営なさっていたのですが、私はすぐに乳腺炎になりそうな体質だったので、何度もお世話になっていたのです。

そこに通う中で、食物アレルギーやら、赤ちゃんのことなどを教えてもらいました。

藁にでもすがる思い。

山西みなこ先生のおっしゃったことは、一理も二理もあり、ただそれが全て正しいかは別として、母親と赤ちゃんの完全な味方でありました。

どんなに泣き叫ぶ娘でも、よその赤ちゃんも、山西先生になでられてさすられると泣き止んでしまう。

これを目の当たりにした夫と私は驚きでした。まさに、赤ちゃんを扱う”神の手”です。

何度か目に通った頃、「赤ちゃんの湿疹は、ママの母乳を通して出てくる、食べ物のせいかもしれないわよ」といわれたのが、私が食物アレルギーとアトピーと向き合う最初のきっかけでした。

---------------------------------------------------------

生まれて2~3ヶ月。この頃になると、私もネットや本を探しまくって、毎日情報収集・・。それはそれは鬼気迫って情報を集めました。

でも、それでもまだ、「家の子はアトピーじゃない」っていう情報が欲しくって探していたのだなあと、今になるとよくわかります。

自分の子供がアトピーかもしれない、これを認めるのがすっごく大変で、しかもここからのスタートだったな、と思います。

つづく・・・・。

|

« ブルーベリーの加工品。 | トップページ | アジアン風、ごはん。 »

コメント

皆様、あたたかい励まし&コメントありがとうございます^^。あ~、ブログやっていて、よかったな、としみじみです。
それにしても、こうやってあらためて伺うと、皆様の近くにも小さなアレルギーから大きな?アレルギーまで結構あるのですね。私も娘も自分ひとりだと思わずに、気長にがんばります♪

投稿: riezon | 2006年7月28日 (金) 20時52分

頑張ってきましたね〜。今もね。
うちのオットも昔あったのかな、顔はないんですけど身体に跡が残ってます。
どちらかというと耳鼻咽頭系がひどくて、一昨年、私が忙しく仕事して掃除もままならなかったら、喘息になってしまいました。
今は健康的な食生活と無理な仕事さえしなければなんとなくおさまっているみたい。
でも長毛の猫がいるからね、年中高い薬漬けです。
猫とハウスダストにすごく反応が出てるのに。。。
子供の時のアレルギーは、食生活や、環境でだんだん良くなる人も多勢いますよね。
ママがこれだけ明るく頑張っているんだからきっと良くなっていきますね。


投稿: Tomy | 2006年7月28日 (金) 20時21分

えらいな~、Riezonママ!

・・・わたしは、耳鼻咽喉科のアレルギーです、(^^ゞ
二十年くらい前に、パッチテストしてもらったら、
全部に反応してしまって・・・(@-@)
なんでも、2万人に一人って言う、レア者らしいです!
・・・って、いばってどうする?、(^o^)

投稿: こつ | 2006年7月28日 (金) 20時05分

おはようございます。
アトピー 昔は無かったのに、、、
ほんとに、たいへんですね。
わたしも長男が生まれたときから酷いアトピーで、ず~と苦しみました。
4人の兄妹で長男だけ、、、
両親もその家族もそうで無いのに、、

投稿: ナベショー | 2006年7月28日 (金) 05時35分

すばらしいお嫁さん&ご家族ですね!
難病指定・・・という言葉だけでもママはめげてしまいそうなのに、本当に尊敬いたします。幼稚園に元気に行っている姿を想像すると、人事でなく嬉しく感じてしまいます。私は小さなことで、すぐにくよくよしてしまいますが、やっと最近笑って娘のアトピーとアレルギーと付き合えるようになりました。
娘が大きくなったら、一緒に笑って話せそうです^^。

投稿: riezon | 2006年7月27日 (木) 22時29分

我が家の孫も、特定難病の指定を言われた時は「そんな指定なんてして欲しくない」って思ったのよ。
でも、何と言っても、赤ちゃんの病気では一番苦悩するのはママだものね。
私には嫁さんを抱きしめてやるしか出来ないでしょ。
最近、薬の効果が出て、殆ど症状が出ないまでになりました。いま4歳、張り切って幼稚園に通ってます。
riezon様とお嬢ちゃまもそのうち笑って思い出話に出来る日が来ます、きっと。

投稿: ばら色婆ァバ | 2006年7月27日 (木) 14時50分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 食物アレルギーの娘のこと。①:

« ブルーベリーの加工品。 | トップページ | アジアン風、ごはん。 »